uchuunのブログ

覚醒の炎と本当の自分~専業主婦でいながら悟りを得る~趣味、特技、友達ゼロの究極のひきこもり、

本当の自分に気づいたきっかけ 大切な本の紹介②

袁了凡「和語陰しつ録意訳・こどもたちへ積善と陰徳のすすめ」

・謙虚に善い行いをかさねる(積善)を実行しながら、自らの運命をよりよい方向に変えていくという考え。

善事という材木、陰徳の材木を集めることだ。また不平の心を改めて、謙虚の材木を積み重ねて、新しく立派で大きな家に改めようと祈り抜いていると、天はそれに応えてくれるものだ。

・善きことは、陰で徳を積むことだ。人に施しをすることだけではない。しばらくは心の中にて謙虚に努めるならば一銭の銭も使わないで、世界の人に物を施すことにあたるのだ。謙虚といえば、ただ人にへりくだるのみと心得るのは浅はかなことだ。

・「積善の家に余慶あり」とは善いことを積み重ねていると、必ずその人の家にはたくさんの幸せや喜びごとがおきてくるという意味なのです。

・善い行いを人に知られぬようにすることを陰徳といいます。昔から「陰徳は耳鳴るが如し」といいました。耳鳴りは自分は聞こえるのですが、他人はいっこうに聞こえないのです。積善とは人が知ることも

知らないことも、かまわずひたすら善いことを勇気をもって行うことをいいます。

そうした善い行い、善い性根をつみかさねていくことを、積徳と考えて実行することです。

陰徳も積徳も、世間の評判や名誉をはなれて行うならば、多くの災難は消え失せて、多くの幸福がおとずれる早道なのです。

・自分に特にすぐれた芸能を持っている人は、人に自慢したり悔しがらせたりしないことです。自分に

才能や知識があっても、深く心の奥に納めて人にひらけかすことのないようにすることです。

・人から怨みやねたみを受けて苦しんでいる人には、よく話を聞き、その人の心をくみとって悩みを軽くしてあげることです。

・さほど善人でもないのに、幸せな人がいるのは、かくれたる善行があったためによきことがあることに人は気づくべきなのです。そしてまた、人は身体の苦しみよりも心の苦しみを救うことが、大きな善になるということを知らないのです。

・おだやかで善に従う人は、いっさいの善神が左右にうつってあなたを守ってくれるのです。日々の影日向のない行いが第一なのです。あなたの見たり聞いたりすることは天道が見通しています。

・大きな善行を探すことよりも、一日一日、身近でできる小さな善行をいくつも積み重ねていくことが大切なのです。

 

 

 

森田療法

・心地よい感情だけではなく、嫌悪感や悔しさなど、不快な気持ちも含めたすべての感情が「純な心」と呼ぶ。

「ああすべきだった、こうすればよかったのか」とあれこれ考え始めると、いつの間にか純な心は見失われる。

何かあったときに、あれこれ思考を働かせるよりとっさに沸き起こる感情をきちんと受け止めることが大事、森田療法はそれを「純な心」という言葉で示した。

森田療法の目的は、不安や恐怖を消し去ることではありません。不安をかかえながらも、日々の生活ができるようになること。不安を不安として受け止められるようになることを目指します。