uchuunのブログ

覚醒の炎と本当の自分~

今ここ、今この瞬間、ありのままの自分とは、統合した先に見える空間のことです。

過去や、未来に意識を向けず、「今ここ」「今この瞬間しかありません」「ありのままの自分で」という風によく聞きますよね。

 

過去や未来に意識を向けるというのは、私の「ドーナツ理論」でいうと、自分の中の大きくなったドーナツ(ネガティブな感情)を見て、あーでもない、こーでもないと考えたり、イメージしている状態のことです。

 

今ここの意識というのは、「ドーナツ」を真ん中から覗いて外へ出たときに見える空間、その空間にいながら「ドーナツ」を観察している自分。この状態を「今ここ」の意識と呼んでいます。

<ドーナツの形が子供に説明してもわかりやすいので、ドーナツ理論としています>

 

この「ドーナツ」(ネガティブな感情)はそのままでいんだよ、変えなくていんだよ、歓迎するよ、という位置でいるのが「ありのままの自分でいてください」ということです。

 

皆さんは、また眠っている方達はこのネガティブな感情が自分の中に入ってきたときに、苦しいので、どうにか避けたい、避けたい、取り除きたい、入ってこないでと必死になります。そのたびにこの感情が大きく巨大化するため、ラスハリスさんの言う「フュージョン」した状態になってしまい、自分自身がドーナツだと思い込んでしまいます。

ですから自分はドーナツではなく、その奥にある巨大な空間なんだという認識をいつも持ちながら生活していくと、どんなハプニングがあったとしても簡単に楽に観察者としていることができます。

 

このドーナツは自分で勝手に形を変えながら去って行ったり、溶けたりしますから変えようとしなくていいです。ですから思考を使って無理やり変えようとしなくていいのです。ドーナツ(ネガティブな感情)は愛を求めています。なので、「そのまま自分の中に入ってていいよ」とい言ってあげてください。

 

毎日本当の自分は大きな空間なんだと感じながら生活していきましょう。

そしてこれが「今この瞬間を生きている」ということになります。