思考が現実化するのではなく、感情が現実の反映です。
思考はただの音であり、漂う雲のようなものです。
では感情はというと、愛を求めています。愛を求めてポジティブなものもネガティブなものも体の中に入ってきます。これは自分のものではありません。
感情は自分のものではないけれど、愛を求めて統合されたいという気持ちがあります。
その感情はネガティブであればとても苦しく悪いものととらえてしまうけれど、感情は悪いものではなく、統合することで、本当の自分を知れる入口なんです。
感情が自分の中に出てきたときに、そのまま見ないふりをして、隠していたとしたらそれが現実化して、目の前に現れ、「愛してよ」という訴えで出てきます。
ネガティブな感情が自分の中に入ったときに、それを愛で溶かすことができなければ、現実化するということです。
現実化したときに、いくら理不尽なことがあったとしても、それを思いやり、愛で返せたなら、もう同じ現象はおこりません。
それは現実を見て理不尽と感じる自分の中に入っている感情を溶かしたうえで、現実で思いやりある言動をしたということ。
思考というのはただ批判的な言葉が漂っているようなものであり、24時間ずっと流れ続けているラジオのようなものです。ですから思考が現実化はしません。
自分の中にある感情が現実化しますから、自分の感情は愛を求まています。溶かす作業をし続けましょう。そして優しい現実の中で生きていくことができます。