この現実世界は自分の心の内面が反映されて現実化されています。
自分の中のネガティブ感情が大きく、強ければ強いほどその通りの現実が反映されます。またネガティブ感情を溶かし、統合することでネガティブ感情は愛に包まれた状態になりますから、内面が調和し愛に満たされるため、現実も優しい現実がやってくるというわけです。
いい気分になろうと頑張って「こう考えればいい」と思考を使っていると、それはこの世のトリックで眠っていく一方です。本当の自分から遠ざかるというテクニックなんです。
このいい気分になろうと考えている状態というのは、自分の中にネガティブな感情が入ってきたときに、「このままではだめだ、早くなんとかしないと低い波動で現実化してしまう・・」と焦り、なんとか自分をいい気分、良い波動に保とうと頑張ります。なかなかネガティブ感情は強くて変化させることに悪戦苦闘します。
ネガティブ感情を変えよう変えようとする状態は本当の自分に気づかなくさせるテクニックだと気づく必要があります。
いい気分になろうとすることは、ネガティブ感情を変えようとする状態です。
それはどんどんどんどん気づかないうちにネガティブ感情が巨大化し、本当の自分はこのネガティブな感情だと思い込み、後ろにある自分の本質が見えなくなります。
自分の中にネガティブ感情が巨大化すると、苦しく手苦しくてたまらないのと、現実が問題だと感じるような出来事が次々起こるようになります。
いい気分になろう、波動を上げようと思考を使うことは、逆にネガティブ感情を増大させ、波動を下げるということを知っておいてください。
ではいい気分になろうと頑張るのではなく、どうしたら勝手に波動が上がり、霊格が高まり、優しい現実を創造できるかといいますと、自分の中に入ってくるネガティブ感情に気づいた段階で「入ってきたね、気づいたよ、そのまま変化しなくていいから、自分の中にいてごらん、何もいじったりしないから大丈夫だよ」という気持ち、話しかけてあげてもいいですが、そのようにネガティブ感情というのは、気づかれたら「やばい、ばれたっ」と思ってそこから巨大化はしません。
そして優しく歓迎してあげる姿勢を示し、いじったりしないよ、変化させないよという気持ちを送ることこそが、本当の自分を知ることになるんです。
ネガティブ感情が巨大化せず、そのままの状態で漂わせることで、後ろにある本当の
広大な愛である自分が溶かしてあげて最後は消えてなくなります。
そうなると自分の中にある感覚は本当の自分であり、愛で満たされた状態ですから、
波動が下がったなと感じたらネガティブ感情を歓迎するということを行い続けてください。
どこにいるときもです。仕事中でも、病院の診察待ちでも、家事をしててもいつでもネガティブ感情を歓迎するということをい続けてください。
それはあなたが頑張らなくてもいいし、自然に楽にできるようになり、現実も優しい人たちで溢れます。