子ども時代から「どうしたの？何かあったの？」と言われたとき、「怖い、寂しい・・・」と感じることがあっても、「動いたら気分転換できるよ、とにかく動きなさい、何かしてれば忘れるよ、何か食べる？おいしいものでも・・・」と言われてきたかと思います。
そうではなく、「怖くていいし、寂しくてもいい、嫌なことがあって苦しくてもいいの。その気持ちを見てそれを一つに溶かすことができる力があなたにはあるんだよ。たくさんの感情がこれからもでてくるからたくさん溶かしていきましょう」と言われて育ったなら、自分の中でいったい何が起きているのかわかるようになります。
今からでも遅くありません、自分に対して怒ったり、イライラしたり、憎んだり、酷い感情を感じてもいいんです、安全であることがわかれば、人生で恐れるものは何一つなくなります。
自分の中に入ってくるあらゆる感情を見ながら、どの感情を選ぼうか自分で選ぶことができるようになってきます。
たくさんの人が目覚めることができますように。感情というものを通り越して、その背後にある空間を見つけられますように。そうすれば何も傷つくことはなくなります。
